マネジメントゲーム
先日、経営シミュレーションゲーム(マネジメントゲーム)を活用した研修の講師を務めました。
マネジメントゲームでは、受講者一人ひとりが社長となり経営を行います。
経営資源の最適配分を図って、競争優位性を築きながら、利益を獲得して自己資本比率を高めていくゲーム。
また、ゲーム後には決算書を作成して実際に利益が出ているかどうかを把握します。
このゲームを活用した研修では、戦略力や会計力など経営に必要な要素を身につけることができます。
インプット中心の座学とは異なり頭と手をフル稼働しますので、初めて受講する方はとても疲れると思いますが、その分得られるものも多いのが特徴です。
今回は初受講の方が何名かいらっしゃいましたが、気づきを得られたようで一安心。
今後の事業活動に活かしていただきたいと思います。
戦略と会計
楽しみながら戦略力と会計力を磨くことができるこの研修は、数字が苦手な方にこそオススメの研修です。
ゲームとはいえ、決算を行い貸借対照表と損益計算書を作成するので、慣れないうちはとても疲れるとは思います。
ただ、本人がその気になれば、その疲れ以上の効果を得ることもできます。
「会計がわからないで経営ができるか」
京セラ稲盛氏の言葉です。
稲盛氏のような方でも(方だからこそでしょうか)、会計の重要性・必要性を唱えています。
会計(数字)は経営状態を示すデータです。
経営を車の運転にたとえるなら、会計はインパネにあるメーター類。
それらを見なければ、速度何キロで走っているのか?回転数はどのくらいなのか?燃料は残り何リットルあるのか?等を知ることができません。
そのような状態で安心して運転できるでしょうか?
目的地までたどり着けるでしょうか?
それらの情報を見なくても運転できるという方もいるかもしれません。
ただ、それらの情報を知っていれば、よりよく運転できると思います。
会計(数字)に対して苦手意識を持つ方は多いですが、会計を仕事にするわけではありませんので、会計士さんのような知識までは必要ありません。
少しの知識を身につけるだけでも経営に大きく役立ちます。
苦手だけども楽しく会計を学びたいという方には、マネジメントゲーム研修がおすすめです。